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棒鱈(ぼうだら)は、古典落語の演目のひとつ。 演題にもなった「棒鱈」とは、本来は食材の名称であるが(棒鱈の項を参照)、俗語で酔っぱらい、まぬけ、野暮天などを意味する。噺の終盤に出てくる料理名にも「鱈」という字が入っている。 主な演者には8代目春風亭柳枝や10代目柳家小三治 、8代目橘家圓太郎などがいる。 == あらすじ == 熊五郎と寅吉が料亭で酒を飲んでいると、隣の座敷から騒がしい声が漏れてくる。隣室の客は訛りのきつい田舎侍で、芸者を大勢呼び、はしたなく騒いでいる。酒癖の悪い熊五郎は次第に不機嫌になり、やがて隣へ苦情を言いに行こうとするが、温厚な寅吉に「無粋な真似はよせ」と厳しくたしなめられて思いとどまる。 しかし熊五郎は、田舎侍の顔を見てみたくなり、便所に立ったついでに隣室を覗こうとする。襖を少しだけ開けて隙間から覗き込むつもりが、酔いのため体勢が崩れ、襖を押し倒して隣室の中に転がり込んでしまった。熊五郎は非礼を詫びるが、馬鹿にするようなことを田舎侍に言われて逆上し、ついに喧嘩をはじめてしまう。 熊五郎と田舎侍の喧嘩を止めようと店の者が大勢駆けつける。その中には料理人もいた。この料理人は「鱈もどき」という料理の仕上げに胡椒を振っていたところだったので、胡椒の瓶を手にしたまま部屋に来てしまい、喧嘩に割って入ったはずみに胡椒をまき散らしてしまう。 くしゃみや咳で喧嘩どころではなくなり、喧嘩は立ち消えとなった。まき散らしたのが胡椒だけに、まさに「喧嘩に故障が入る」(=邪魔が入る)形となった。 category:落語の演目 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「棒鱈 (落語)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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